面接対策、何から手をつければいいか、迷っていませんか。
想定質問への回答を用意しても、それで本当に評価されるのか、不安なまま本番を迎える人は多いです。
大手メーカーで新卒採用を担当している立場から、実際の面接で見ている基準を説明します。
🔍 一次・二次・最終で見ているものは違う
新卒採用の面接は、フェーズによって見ているポイントが違います。
一次面接では人物面、二次面接では専門性、最終面接では再び人物面を中心に見ることが多いです。
(もちろん企業によって違います)
面接対策を一つの型だけで済ませようとすると、フェーズごとの違いに対応できません。まずはこの3段階を頭に入れておくことが、対策の出発点になります。なので、回答も人物面を確認する質問への回答と専門性(研究や専攻)を確認する質問への回答の2種類用意しましょう。
💬 「準備してきたこと」がバレても問題ない
回答を準備してきたことは、採用担当にはほぼ気づかれます。
ただし、それ自体は問題ではありません。回答の内容が自分の言葉で考えられていれば、準備していても評価は下がらないからです。
問題になるのは逆のケースです。何も準備せず、質問に対してその場で何も話せない場合、評価は大きく下がります。
大事なのは「準備したかどうか」ではありません。「自分の言葉になっているかどうか」です。
🤝 ガクチカで本当に見られているのは「巻き込み力」
ガクチカでは、多くの学生が似た型の回答をします。
たとえば「アルバイトの接客品質を上げるため、アンケート評価を4.0から4.5に引き上げる目標を立てた」という回答です。就活サイトのdodaキャンパスが公開している、一般的な例文パターンです。
このタイプの回答を聞いたとき、採用担当がまず確認するのは、その目標がどのくらい難しいかです。簡単に達成できる目標であれば、高くは評価されません。
次に必ず確認するのは、他者との関わり方です。新卒採用では、他者を巻き込んで成し遂げた経験が高く評価される傾向にあります。
具体的には「何人と、どのくらいの期間、どのような役割で取り組んだか」を聞かれます。そこでリーダーシップを発揮していたり、仕組みを新しく定着させていたりすると、評価はさらに高くなります。
逆に注意が必要なのが、経験が伴わないまま「強みはリーダーシップです」「協調性です」と話すケースです。裏付けとなる経験がなければ、一貫性がないと判断されます。
❌ 逆質問で「意欲がない」と判断される質問
逆質問にも、評価を下げてしまうパターンがあります。
代表的なのが「御社の強みとなる事業は何ですか」という質問です。企業研究をしていれば調べられる内容のため、企業研究不足のサインとして受け取られます。
企業研究だけではわからない、「仕事の進め方」や「自分が入った後のキャリア」に対する質問は逆に評価が高くなる可能性があります。自分が会社に入った後をイメージしていると見せることで、志望度が高いという評価になります。
逆質問は、入社したいという意欲を伝える最後の機会です。企業研究をした上でしか聞けない質問を用意しておくことが対策になります。
✅ まとめ
面接対策で見直すべきポイントは、次の4つです。
- フェーズ(一次・二次・最終)で見られる基準が違う
同じ「人物面」でも、一次と最終を同じ対策で済ませない - 回答は自分の言葉で話せる状態にする
準備そのものではなく、暗記か自分の言葉かで評価が分かれる - ガクチカは目標の難易度と巻き込み力を具体的に
人数・期間・役割を答えられるように整理しておく - 逆質問は企業研究をした上でしか聞けない質問を用意する
志望意欲を存分に見せる
最後に
どれもテクニックの問題ではありません。話す中身が、自分の経験に裏付けられているかどうかの問題です。
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